- ボブ・ボルマン氏の「FX5分足スキャルピング」を読んでもいまいちわからなかった人
- 天井への試しについて知りたい人
今回は、天井への試しという概念について紹介していきます。
最初は理解しにくいかもしれませんが、チャートをみてみるとかなりわかりやすいです。
よくチャートで見かける形なのでぜひチェックしておきましょうね!
天井への試しとは|5分足スキャルピング
まずは、天井への試しについて簡単に紹介していきます。
今回はわかりやすく下方向にブレイクすると仮定しておきます。
- 1度レジスタンスラインにタッチ
- 直近高値をつけたローソク足の高値にタッチ
- その後順調にブレイク
①:1度レジスタンスラインにタッチ
ここからは、具体的にチャートを表示しながら紹介していきます。
※画像をタッチすると拡大できます。
レジスタンスラインとは、今までに価格が止まったり反転したりする価格帯のことです。
チャートの中央部をみると、何度も上値が抑えられ、上にブレイクした後にはもう一度タッチした後に上方向に価格が進んでいますよね。
これがレジスタンスラインです。
レジスタンスラインにタッチした後反転したら、次は直近高値の安値を探していきます。
②:直近高値をつけたローソク足の安値にタッチ
次に考えることは、直近高値をつけたローソク足の安値にタッチするかどうかです。
と思う方も少なくないかと思います。
まずは直近高値がどこなのかをみていきましょう。
※画像をタッチすると拡大できます。
このチャートの中で直近高値はどこかわかりますか??
そうです、赤い矢印の左側が直近高値です。
それでは直近高値の安値とはどこかというと、水色の水平線になります。
これに関しては、直近高値から下方向に動いたときに反発した点と考えれば大丈夫です。
③:その後順調にブレイク
そして、チャートをみていただけるとわかるように、その後は順調にブレイクしていますよね。
と思う方も多いかもしれませんが、僕自身のトレードの得意な形のひとつでもあります。
そのため、今回は特別に僕自身が実際にトレードした過去のチャートを振り返ってみたいと思います!
天井への試しが効いている具体例|チャート付き
天井への試し具体例:2020/08/24 EURUSDトレード
まずは、2020/08/24のEURUSDのチャートを紹介しようかと思います。
※画像をタッチすると拡大できます。
ユーロドルは、ピンク色のレジスタンスラインに2回タッチしており、3度目のタッチを赤矢印でしました。
そのため、これは上方向にブレイクするのではと思いロング(買い)目線でチャートを分析します。
すると、水色の水平線が直近安値の高値になっているので、ここにタッチしたらロングエントリーというふうにトレードができます。
※画像をタッチすると拡大できます。
これが実際に約定履歴です!
これは上方向にブレイクした瞬間に買ったので、水色の水平線の価格とずれていますがあまり問題ありません。
重要なことは、天井への試しがあると勝率がグッと高まるということです。
試しにチャートを振り返ってみてはいかがでしょうか?
天井への試しはとても有効なシグナルです!
今回は、ボブ・ボルマン氏の「FX5分足スキャルピング」の天井への試しについて紹介しました。
正直、難しい内容ですが天井への試しについての記述だけ読むためでも十分価値があります。
気になった方はぜひ手をとってみてくださいね。
以上:天井への試し|5分足スキャルピングでの天井への試しはデイトレに応用できます!でした。